みぎきき

こどもがいる生活の忘備録

生後9ヶ月保育園初日

4月2日から慣らし保育開始。

初日は午前中2時間から。赤ちゃんと園に到着して荷物を渡し、玄関先で名前のつけ忘れがないかや提出書類に不備がないかを確認してもらった後に赤ちゃんを渡す。小規模保育なので親が靴を脱ぐ必要もなくすべては玄関先でやりとり。

 

先生に抱かれた赤ちゃんはぼーっとこちらを見てたけど特に反応もなく別れて、わたしは空っぽのベビーカーを押しながら近くのスターバックスでブログを書いていた。

 

忘れ物がないか、準備に漏れがないかの緊張はあったけど、赤ちゃんと離れることにそれほど気持ちが揺れることはなく。前日までのこの1ヶ月の焦りと淋しさに比べるとずいぶんあっさりしたものだった。コーヒーを飲んでいる時も子が気になってそわそわとはならず、あまりの身軽さに気分良く作業に集中できた。

元々人見知りも場所見知りもない赤ちゃんなので、何も心配していなかったけど、2時間後に迎えに行ったら「少し泣きました」と伝えられて驚いた。

 

お家に帰ってすぐにお昼ごはんを食べさせるといつもと少し様子が違う。

食べることに集中して脇目も振らない普段よりも、何かにつけ反応が大きくて、興奮している感じ。抱っこすると知らない香りがする。保育園のにおいかもしれない。朝寝をしていないので相当眠かったろうに、食後もすぐには寝付けず、かと思ったら突然電池が切れたように眠りについて2時間眠り続けた。

 

起きた後もお風呂でも、おもちゃで遊ぶよりもわたしにくっついていたがって、これは初めてのことだったので何かしら変化を感じてるんだなと実感した。

 

保育園が始まる実感も、始まった実感もないまま大きく生活が変わり始めた。

みんなが赤ちゃんよりもお母さんの方が離れることに慣れるのは大変、と言うけどこんな小さな身体でまったく知らない人に囲まれて、まったく知らない場所に1人残されて過ごすのだから、やっぱり大変なのは赤ちゃんだなぁと思った初日。