みぎきき

こどもがいる生活の忘備録

作り置き代行タスカジを頼んでみた

宅配の料理キットから一気に飛躍して「作りおき代行」を試してみた。

復職を見据え、育休中に相性の合う人が見つかればいいなと思って、TVでも話題らしいタスカジさんに登録して2件予約。

 

こちらの希望日時で来ていただけるタスカジさんを検索することもできるし、その希望日時で設定した料金で請け負ってくれるタスカジさんを募集することもできる。

 

住所を登録することで来ていただけるタスカジさんが絞られるので、プロフィールやれビューを見つつ、この人のお願いしたいと思った方のスケジュールの空きに予約を依頼してみた。

 

事前にタスカジさんがよく使う、あるいはあったほうがいいとされる食材や調味料についてやりとりをし、それを踏まえて自分が食べたい食材を用意するスタイルだけど、買い物そのものからお願いすることもできる。その場合は作業時間(多くは3時間)から30分をお買い物の時間として使うことになり、料金は立て替えていただいて精算。

わたしは食材を揃える練習もしてみたかったので、買い出しは自分でしてみたけど、そもそも料理が苦手だったり、作りおきの知見がないので、かなり無駄な買い物が多かったなぁというのが反省と勉強点。まったく手を付けられない食材(野菜やお肉など)が多くあった。

 

家事代行に来ていただくとは言え、当日はなかなかの緊張で、キッチンやお家をいつもよりも念入りにお掃除してお迎えしたあたり、本末転倒という感じではある…。

 

1件目はレビューでもかなり高評価のタスカジさん。

予定時刻の10分ほど前にいらっしゃって、ご挨拶。

持参されたスリッパやエプロンを身に着けて、早々にキッチンにこもって作業開始。

ここでの反省点は調理器具や調味料の在り処は最初にまとめて伝えるということ。何ヶ所かに分散していたため、ピーラーや菜箸を使わずに作業されていて、途中でそれに気づきご迷惑をおかけしました…。聞いていただける場合もあると思うけれど、そのやり取りを避けて調理時間の確保を優先したい方もいるかもしれない。

 

開始10~15分でいい匂いが。

できあがったものが次々とダイニングテーブルに並べられていく。堂々と子とあそんでいればいいんだけど、なんとなくそれも後ろめたい気持ちがしておとなしくしてしまう。家事代行、なれないと妙にかしこまってしまう…。ちょうど子が眠たくなってきたので別室でお昼寝をさせて、その傍らで本を読んだりしていました。と言いつつ、何か必要なものがあって聞きたいときに聞ける場所にいた方がいいかな?とも思い、リビングに移動してみたり、落ち着きがない。

 

途中洗濯物を干したり、軽く掃除をしたりしているうちに3時間経過。

お料理で埋め尽くされるテーブル。

 

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・煮魚(ぶり)
・鰯の生姜煮
・ピーマン肉詰め
筑前
・さつまいもと豆のサラダ
・炊き込みご飯の具
・茹でいんげん
・野菜の洋風煮物
・もやしとハムのサラダ
・ポテトサラダ
・人参&レンコンのきんぴら
・茹でブロッコリー
・風呂吹き大根
・ささみの揚げ物(揚げる前段階で冷凍) 
・茹でほうれん草

 

お魚をすべて使っていただけたのが嬉しい。うちには圧力鍋も炊飯器もないので、それがあるお宅ではさらに品数が増えるそうです。実は子と出かける予定があったため、2時間45分ほどで切り上げてくれました。シンクには汚れ物が何もない状態で、お片付けまで含めて仕上げてくださいました。

ひゃ~と感激するも束の間、貴重なお時間なので、交通費のみその場でお支払いして終了。料金はタスカジ経由で支払います。

 

早速その日から夫と少しずつ食べました。

比較的薄めの優しい味付けでわたしはとてもおいしくいただきました。特にいわしの生姜煮はおいしかった…!夫は濃い目の味が好みなので、この辺はあらかじめ味付けの指定をすることもできるし、 もちろんメニューをこちらで指定することも事前相談によっては可能。いろいろなタスカジさんを試すことで、味や献立の好みが合う人も見つかると思います。

 

わたしたちの一番の反省点は食べ方。

自分たちが作り置きをしたことがないので、食べ方も下手だった。

メインと副菜を上手に食べ進めればよかったのだけれど、夫の帰りが遅かったり、お互い疲れていて夕食を食べなかったりなんてことも多く、結局せっかくのお料理を食べきれないまま大半が傷んでしまった。

早めに食べる、ってことも大切だけれど、こういう2人が依頼するなら「冷凍できるおかず」にしたり、副菜多めにしたり、依頼の仕方ももっと洗練されるべきだなと痛感した。和食・洋食・汁物・肉・魚etc.の注文以前に、自分たちがどう食べるのか、どれくらい普段食べているのかが把握できていなかったなぁと反省。

それでも冷蔵庫にたくさん食べものがあるという安心感はすごい。

普段からそれほど料理をしないとは言え、しなきゃな、買い物に行かなきゃなという追われている感がないので、とても気が楽。復職した今考えると、向こう数日分の食事が確保されていることへの健康面・精神面での健やかさはスポットで依頼した¥7,800には換算できないほどのものがある。

うちは基本的にいつも冷蔵庫が空っぽなので問題ないけれど、普段料理をする人はきっと冷蔵庫の空き状況も違うと思うので、作りおきが収納しやすい状態にしておくことも必要かもしれない。

 

 

2件目として依頼したタスカジさんは2日前にインフルエンザに罹患してキャンセルとなったため、育休中は1件のみの体験になったけれど、それでも事前に試してみてよかった。

 

そしてこれはさらなるわがままだけれど、復職後にスポット・定期どちらにしてもやはり3時間の拘束はなかなか厳しいこともあるな…とも思った。土曜の午前は病院に行きたいかもしれない、午後は1週間ぶりに子とお散歩に行きたいかもしれない、夕方以降は子のお風呂や食事の準備をしたい、夫が唯一お休みの日曜はどこかにでかけたいかもしれない、というのが正直なところで、人気のタスカジさんの予約は1ヶ月以上先の予約となるとなかなか難しい…。そもそも土日稼働しているタスカジさんは限られるので、平日休みの方は予約も取りやすそう。

 

ということで、極論の冷凍お弁当も試してみたので、また書きます。